社員インタビュー

設備部 部長 大澤さん

  • 2020年9月11日

今回の社員インタビューはファシリティ事業部 設備部の部長である大澤さんに設備部の強みや課題、そして部長という立場から考えていることについてお聞きしました!


――設備部の概要についてお聞きします。現在、設備部の人数は何名いらっしゃいますか。

現場監督(現場代理人)が11名、庶務が1名、計12名です。

――どういった業務を行っている部署ですか。

機械設備工事の現場管理を行なっています。
ゼネコンから請負った工事や役所関係の公共工事が多いですが、民間の工事で元請けになることも増えてきています。

――設備部の仕事の良いところは何ですか。

建物をつくる新築工事では、建築会社さんと共に、更地だったゼロの状態から建物を作っていきますから、完成させた時の喜びは大きいですね。

――研冷工業の設備部の強みはなんでしょうか。

公共工事や規模の大きい工事を任せていただいてますので、そこで培ったノウハウや技術力が研冷工業の強みです。

――工事がある期間は社内に居られる時間が少なくなると思いますが、社員同士のコミュニケーションはどうされているのでしょうか。

現場に出れば個々の仕事になり、他の社員とのコミュニケーションが少なくなってしまいますので、「施工検討会」や「施工反省会」などの会議を開き、情報共有するようにしています。
会議の中で各々の担当現場のことや、困った時の対処事例など、情報共有の場をつくることでコミュニケーションの促進を図っています。

――せっかく同じ仕事をする仲間が組織として集まっているわけですから、ノウハウの共有や相談を行える場があるのは良いですね。他にも、コミュニケーションのために普段から行なっていることはありますか?

設備部内で課長が3人おり、課長をリーダーとするチーム分けをして、問題があった際には課長や上長に相談することをルールとして決めています。
そうすることで縦のコミュニケーションを促し、なんでも相談できる体制作りを行なっています。

また、コミュニケーションツールとしてSlackを導入し、案件情報をクラウドのkintoneで管理するなど、出先から情報にアクセスするためにITツールも活用しています。

――設備部では育児休暇を取得された方もいらっしゃいますが、そこをサポートできたのもそうした体制作りのおかげでしょうか。

そうですね。これらの取り組みを通じて社員同士の連携やサポートができる体制ができていたことで、育休取得の際の仕事の振り分けもやりやすかったと思います。

――部長として、沢山の部下をまとめる上で心がけていることはありますか。

言葉遣いや伝え方には気をつけています。
誰しもそれぞれの考え方や気持ちを持っていますから、相談をしたり指示を伝えたりする際には、相手の立場に立って伝え方を考えるようにしています。

――部員の業務の管理についてはどうされていますか。

会社全体で行なっている朝礼とは別に、設備部の朝礼と終礼を行い、その日の動きと次の日の動きの報告、そして問題の報告をしてもらい、把握できるようにしています。

また、月2回程度は現場を廻って、出社する機会がない部員とも話す機会を作っています。

労務管理については、皆が担当している工事に対する責任感が強いことから、残業や休日出勤が多くなることもあります。工事が完成して現場が終わり、次の現場が始まるまでの間に1週間のリフレッシュ休暇等を取れるよう、部内で調整をしています。

――それぞれが個々で仕事をしているイメージが強いですが、やはり部署内の連携が無ければ成り立たないんですね。
次に、設備部の課題について聞かせてください。

現在、新型コロナウイルスの影響もあってか、工事物件の数が絞られ、他社との競争が厳しくなってきています。
今後は今まで以上に技術力を向上させ、お客様に信頼いただき、いかに受注を増やしていけるかが課題です。

また近年、高齢化による職人さんの人手不足が話題になっていますが、当社においても例外ではありません。そこで、新たに協力業者さんを探し、体制を整えていかなければならないと考えています。

――技術力を高めるために行なっていることはありますか?

過去にした失敗を二度としないために、失敗事例をもとに作成した「研冷仕様」という仕様書を作成して共有しています。

――工事において、技術力はどういった形で評価されるのでしょうか?

公共工事であれば、工事が終わった時点で点数で評価されます。
過去の成績が入札時に参照される仕組みになっています。
おかげさまで点数は上がってきています。

――先ほどのお話にあった、会議や情報共有の場を作ったことなどが成果として表れているのでしょうか。

そうだと思います。それと一人一人の経験の積み重ねや、時には同じ現場で作業する他社さんの良いところを勉強させてもらって、社内共有することで成果に繋げられていると思います。

――最後に、研冷工業をどんな会社にしていきたいですか?

働きやすい会社にしていきたいです。
設備部の仕事は個人で現場監督を任されますから、辛いことや悩みはあると思います。それを分かち合える人が必要だと思いますので、部長として、積極的に話を聞くようにしています。

働き方に関しても、以前は「周りが休んでいないから自分も休みづらい」といった雰囲気がありましたが、今はそれを無くすようにしています。
工事のある間はどうしても休めないこともありますが、代休や有休休暇は、工事が無い期間に取ってもらうように取り組んでいます。
やはり、働きやすさを少しずつでも見直していかなければ、若い人も入ってこないですし、業界としての課題だと考えています。


大澤さん、ありがとうございました!

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