エンジニアリング事業部 取締役事業部長 Wさん
- 2020年10月2日
今回の社員インタビューは、エンジニアリング事業部の取締役事業部長であるWさんに研冷工業のエンジニアリング事業部の強みについて、そして部長という立場から考えていることについてお聞きしました!
(※内容は取材当時のものです。)
(※部署の呼称のみ2024年7月現在のものに変更しています。)
――現在、技術部の人数は何名いらっしゃいますか。
10名おり、内1名が事務を担当しています。
――研冷工業の技術部の強み、アピールポイントはなんでしょうか。
機器の故障の際にはお客様の困りごとの解決を第一に考え、一次対応に特に力を入れています。
例えば「空調機が故障してしまった」という連絡を頂いたとき、メーカーさんに話を繋いで対応を待つだけでは時間がかかってしまい、その間お客様は暑さ寒さを我慢することになります。
まずは私たちで応急的にでも直して、お客様の不便を少しでも減らせるように心掛けています。
そうした柔軟で素早い対応が出来るのがうちの強みだと思います。
――そうした対応が可能なのは、何か理由があるのでしょうか。
過去に培ったノウハウがあることと、経験を積み、技術力を持った社員が揃っているからです。
――部員それぞれに得意分野というのはあるのでしょうか。
一言で機械設備といっても空調設備・衛生設備など幅が広く、過去に特定の分野の経験を積んできた人もいて、皆それぞれに得意な分野はあります。
とはいえ、うちが提供するサービスについてはひととおりの事はできるようにしています。
――例えば、空調設備の保守メンテナンスがメインのお客様から衛生設備に関してのご依頼を頂いたときには、それを得意とする他の部員の協力を得るような場面はあるのでしょうか。
基本的には担当者が自らで対応しますが、どうしても困った時には他の部員に相談するなど、協力して業務を行なっています。
――次に、部長から見た技術部の課題はなんでしょうか。
技術部の仕事は、お客様から直接連絡をいただき、自らが現場に赴き、見積もりの作成など事務的な業務も行うなど、個人で完結することが多くなります。
それぞれが自分の仕事に責任を持って取り組んでいるところは良い面ではありますが、部署内での社員同士のコミュニケーションをもっと活発にして、チームワークを高めていきたいと考えています。
――そのために行なっている取り組みはありますか?
昨年から月に一回の部署での会議を設けています。
人数が増えて年齢も様々で、それぞれ考え方も違いますから、今後は意見交換や相談などをもっと気軽に話し合える場にしていきたいと思っています。
――多くの部下のマネジメントをする上で心がけていることはありますか。
業務の性質上、個人で動くことが多いですが、決して一人で仕事をしているわけではありません。
協調意識を常に持ってもらうために、報告や連絡などのルールに関して注意すべきところは厳しく注意するようにしています。
――技術力の向上のために部署として行なっていること、サポートしていることはありますか。
業界団体が開催する若手向けの勉強会などには積極的に参加してもらっています。
ただ、一番大事なのは現場での経験です。新しく入社した人には、勉強のために私が現場に連れていくこともあります。勉強会も現場での経験と重ね合わせてこそ力になると思います。
――最後に、研冷工業をどのような会社にしていきたいですか?
社員一人一人が高い人間力を持つ会社にしていきたいです。
技術も大事ですが、相手への思い遣りや気遣いがお客様の信頼に繋がります。
そうした人間力を高めることが、研冷工業の技術やスキルを発揮するための土台を固め、会社をより伸ばしていくことに繋がると思います。
Wさん、ありがとうございました!