ファシリティ事業部 取締役事業部長 Tさん
- 2020年10月12日
今回の社員インタビューは、ファシリティ事業部の取締役事業部長であり、営業開発部の部長であるTさんに営業開発部の強みや課題、そして会社の今後について考えていることをお聞きしました!
(※内容は取材当時のものです。)
(※部署の呼称のみ2024年7月現在のものに変更しています。)
――営業開発部の概要についてお聞きします。現在、営業開発部の人数は何名いらっしゃいますか。
営業担当が自分を含めて2名、積算担当が1名、営業・積算サポートが2名、計5名です。
――主にどういった営業活動を行なっているのでしょうか。
まず工事案件には大きく分けて、官庁工事と民間工事があります。
官庁工事では国・県・市町村などが行う工事の入札に参加します。積算担当が見積もりを行なって社内会議を経て入札価格を決定し、落札できて受注となった場合には、営業担当がお客様と打合せをしたうえで工事部門に引き渡します。
民間工事では既存のお客様のもとへ足を運び、直接に工事の依頼をいただく他、ゼネコン様を通じても設備工事の依頼をいただいています。
――営業活動において、心掛けていることはありますか。
ただモノを売るのではなく、価値を提供すること、そのためにお客様のニーズや課題をしっかり把握し解決していくこと、それこそが営業活動です。
そうした営業活動の積み重ねがお客様の満足度に繋がり、信頼を得ていくものと考えています。
――研冷工業の営業開発部の強みはなんでしょうか。
企画・設計・工事・サービスを一貫してお客様にご提案できるところです。
メンテナンスを手掛ける技術部を擁しているので、工事の完了や建物の完成が終わりではなく、そこから始まるお客様の事業活動を維持するため、いつでもお客様に寄り添い続ける。そうした価値をお客様にご提案できることが研冷工業の営業開発部の強みです。
――一方で、営業開発部の課題はなんでしょうか。
受注において価格面以外での他社との差別化をどう図るかが課題のひとつです。
他社とは違う、お客様へのメリットや付加価値は具体的に何なのかを分かりやすく伝え、実感してもらうにはどうすればいいかを日々考えています。
――営業はお客様と現場の間に立って調整をしなければならない仕事かと思いますが、大変なことはありますか?
工事部門が抱えている業務量を考えると、お客様に満足していただける品質を維持するためには、営業活動においてどうしても諦めざるを得ないことも出てきて、ジレンマに陥ることがあります。
これをどう解決していくべきか、お客様へのサービスは会社全体で提供するものですから、営業開発部は勿論、会社全体としても検討していかなければと考えています。
――部署内でのチームワークが重要になる仕事かと思いますが、部署をまとめる立場として心がけていることはありますか。
部員それぞれの適正やスキルを考慮し、明確な役割分担をした上で、業務の連携を図ることを心掛けています。
個人単位では実現不可能な目標がチームでなら達成できる、ということを部員のみなさんに実感してもらえたらと考えています。
――良い仕事をするために部署として行なっていることはありますか。
良い仕事をするためには、なんでも話し合える職場環境づくりが大切です。
営業開発部では、進捗確認などの情報共有や、意見や悩み事などをなんでも相談できる場として、週に一度の会議を開いています。
また、会社の懇親会費用の補助制度を活用して食事会を開き、コミュニケーションの促進を図っています。
そこでは、失敗や苦労していることなどを共有し合い、お互いの弱みなども補完していけるようになればと思っています。
――最後に、研冷工業をどんな会社にしていきたいですか?
社員一人ひとりが責任感を持ってお客様と向き合って仕事に取り組んでいるところは、研冷工業の良いところのひとつだと思います。
今後は更に、その一人ひとりが持つ力を結集し、高め合っていけたらいいなと思います。
そうすることで、社内や業界だけに通用する会社ではなく、お客様、同業他社、地域の人々に良い影響を与えられる会社にしていきたいです。
そして、私を含め社員一人ひとりが、自分の子供や大切な人を研冷工業に入社させたいと思えるような会社になってほしいと思います。
Tさん、ありがとうございました!