リニューアル部 Hさん
- 2022年8月19日
今回の社員インタビューはファシリティ事業部 リニューアル部のHさんに現場での仕事の学び方や、仕事をするうえで心掛けていることなどについてお聞きしました。
(※内容は取材当時のものです。)
(※部署の呼称のみ2024年7月現在のものに変更しています。)
――Hさんはどういったお仕事をされていますか。
リニューアル部で機械設備工事の施工管理をしています。
――Hさんは担当する工事が他の設備部やリニューアル部の方と少し異なりますよね。
そうですね。設備部やリニューアル部では現場毎に担当者を決めていくことがほとんどですが、私の場合は担当しているお客様からご依頼いただく工事を引き受けています。
――現在担当しているのはどういったお客様ですか。
現在担当しているお客様は、科学機器メーカー様や食品会社様です。
科学機器メーカー様からは、エンドユーザー様の工場への機器の新規据付工事や更新工事のご依頼をいただいています。
食品会社様からは工場の営繕工事をお任せいただいています。
――研冷工業に入社して何年になりますか。
28年になります。
――この仕事を選んだ理由やきっかけは何ですか。
手に職をつけたかったことと、手を動かす仕事が好きだったことが理由です。
当時、「エアコンの取付け」という求人を見て応募したのですが、住宅のエアコンをイメージしていたので、思っていたよりも仕事の規模が大きくて面食らった思い出があります。
――施工管理の仕事では実際に手を動かすことはほとんど無いと思いますが、初めの頃は作業をすることもあったのでしょうか。
初めの頃は協力業者さんの手伝いをして勉強させてもらっていました。
――今の若い人たちも、そうやって勉強しているのでしょうか。
そうですね。現場代理人は現場管理が仕事なので作業に入ることはありませんが、ちょっとした作業を手伝う機会はあると思います。
手伝って学ぶだけでなく、普段から、協力業者さんが何をしているのか、どうやっているのかをよく見て自分の知識にしていかなければなりません。
――なるほど、皆さん最初はそうやって学んでいっているんですね。
例えば、現場でちょっとした直しが必要だけど協力業者さんが居ないときなど、いざというときに基礎知識が無いと困ります。
他にも、お客様から要望をいただいたときに、その施工が実際に可能かどうか、どうすれば可能かなどの判断をするためにも基礎知識が必要です。
――この仕事の大変なところや、難しいところはどんなところですか。
工事には建築や電気、設備といった様々な分野の、大勢の人が関わります。
そうしたなかで、手戻りなくスムーズに工事を進められるようにするための工程管理や段取りなどが、現場管理の難しい仕事の一つだと思います。
――仕事するうえで大切にしていることは何ですか。
何より、お客様に喜んでもらえるものをお渡しすることが一番大切です。
お客様が求めていたものと違っていては、いくら頑張っても自己満足になってしまいますので、気を付けないといけないなと思います。
――お客様の求めているものを汲み取ることが大切なんですね。
特に私は工場で使われる機器の据付工事を行っているので、いかに使う人が使い易いようにしてあげられるかを考えることが大切だと思っています。
例えば、トラブルがあったときにすぐに機械のバルブを閉じられるような設計にするなど、細かい配慮を心掛けています。
「無くても困らないかもしれないけど、こうしたほうが更に使い易い」というプラスアルファをお客様に提供して喜んでいただけたらと思います。
――研冷工業に頼んで良かったと思ってもらいたいですね。
そうですね。使い易さ以外にも、また次に機器を更新するときのことも考えなければいけません。
その更新工事をするのは、もしかすると他社さんになるかもしれませんが、それでも、次に工事する人がやりやすいようにしてあげたいなと思います。
――協力業者さんと仕事をするうえで心掛けていることはありますか。
一緒に現場調査をしたり、工程の確認や調整などを綿密に行ったりして、事前にできる限りアクシデントの芽を摘めるように心掛けています。
そうすることで無駄な時間を減らせますし、手間や工数を減らせれば費用も抑えらます。
――Hさんご自身についても聞かせてください。これがあるから大変な仕事も頑張れる、といった休日の趣味や楽しみはありますか。
昔はよく釣りに行っていましたが……最近はほとんど行かなくなりました。
家に帰ってお酒を飲むのが一番の楽しみですね。ビールや酎ハイを、量はほどほどに飲んでます。
――最後に、今後の目標や挑戦してみたいことを教えてください。
今 担当しているお客様は2年程前に前任者から引き継いだお客様です。
1年目よりも更に実績を積んで、良い関係を続けていけるように、お客様に喜んでいただける仕事をしていきたいと思います。
Hさん、ありがとうございました!