社員インタビュー

設備部 今井さん

  • 2024年3月25日

今回の社員インタビューはファシリティ事業部 設備部の今井さん。

担当している業務のことや、この仕事のやりがいを感じる点などをお聞きしました。


――今井さんの担当業務を教えてください。

工事部で機械設備工事の施工管理をしています

――今井さんは入社されて約1年半になりますが、これまでもずっと設備工事の仕事をされてきたんですか?

建設業界に入ったのは26歳のときです。
それまでは金融機関で営業の仕事をしていました。

――建設業を選ばれた理由は?

転職を考えたタイミングで知人に声を掛けてもらったなどの理由もありますが、なにより資格を取って手に職をつけられる仕事をしたかったというのが大きな理由です。

――建設業に転身されて1社目の会社ではどんな仕事をされていましたか。

初めは現場で職人をやって、その後に設計・積算もやりましたし、営業もやりました。
19年勤めたときに会社が廃業することになったため、次の会社へ転職しました。

――次の会社ではどんな仕事をされていましたか。

次の会社では、初めは設計の部署で公共工事の積算業務をやって、その工事が受注できたら自分で現場を担当していました。

その後に部署の異動があって、購買業務をしたり、営業事務をしたりしていました。

――色々な経験をお持ちなんですね。積算や営業事務もされていたとは。

入札には沢山参加していましたよ。
来る日も来る日も入札業務がありましたね。

――ガンガン受注していこう、という方針だったんですね。

そうそう、数打って当てていこうと(笑)
とにかく案件数が多くて忙しかったですね。

――どちらも設備工事業の会社ですか?

最初の会社は設備工事ですね。
その次の会社は土木や建築、浚渫工事を中心にやっている会社でした。

――なるほど。設備分野の他にも色々なご経験があるんですね。

そうですね。

福島県に行って沼の放射性物質を除染する浚渫工事の現場に行ったこともありますし、色々ですね。

――現場管理の仕事をしていて、難しい、大変だと思うのはどんなところですか?

工程管理ですね。工事には色々な人が関わりますから。

まずは協力業者さんの確保。職人さんが足りずに作業の進捗が悪ければ、工程の日数を伸ばさざるを得ません。

そしてそれぞれの工程の組立て。
協力業者さんは1社だけでなく、電気工事が絡むこともあれば、天井を解体するのに建築業者さんが絡むこともあるし、何社もの業者さんが関わるので、それぞれの業者さんと調整して組み立てなければいけません。

また、現場によっては、お客様の立会いが必要なときもあります。
例えば学校の工事で、職員室の工事をするときは先生の立会いが必要になったりとか。
その場合はその日程の調整も必要になるので、スケジューリングがなかなか大変です。

――色々な人と人との間に立って調整をしなければならないんですね。

工程がずれ込んでしまうと大変ですね。

どの仕事もそうだとは思いますが、段取り八分ですからね。
大変な分、上手くいくと面白いですよ。

――現場管理の仕事は特に、段取り八分のイメージが強いです。

協力業者さんの中には、「Aさんの現場なら協力したい、でもBさんの現場は行きたくない」ということを言う職人さんもいます。
協力したいと職人さんから思ってもらえるように、段取りからしっかりやっていかなきゃいけないなと思います。

――協力業者さんと接する上で気を付けていることはありますか?

やっぱり、言葉遣いですかね。お互い気持ちよく仕事ができるように。

――この仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

自分の仕事が形として残るところです。
「ここの施設の空調は俺がやったんだよ」とか「ここの消雪パイプ、おれが井戸掘った現場なんだよ」とか。

それともう一つ。一度仕事をしたお客様から再度ご依頼を頂けたときですね。
また頼んでもらえるって、感謝されてる証拠だなと思います。
初めの仕事が良くなかったら、もう一度頼もうとは思わないですよね。

――印象に残っている現場はありますか?

亀田総合体育館のポンプ改修工事です。

断水切替えのときに水圧テストを行なったのですが、配管が長かったり径も太かったりで時間が掛かるうえに、少しアクシデントもあって、想定よりも時間が掛かってしまい大変でした。

お客様の立会いが必要だということもあって時間が限られていたのですが、工事部の他のメンバーに応援に来てもらったおかげもあり、試運転含めて無事終えることができました。

――亀田総合体育館の工事で工夫した点はありますか?

ポンプの設置位置の変更を提案しました。

ポンプを設置する機械室の隣が熱源機械室となっているのですが、当初計画していた位置にポンプを設置すると将来の機器更新の際の搬出に支障をきたすだろうと考え、位置変更を提案し、施工しました。

――お客様と接するうえで心掛けていることは何ですか?

時間を守ること、約束を守ることですね。

信用を得たり守ったりするためには、まずは時間や約束を守るという基本からスタートしないといけないと思います。

――過去に同業他社を経験されてる今井さんから見て、研冷工業ってどんな会社ですか?

幹部会議を毎週やっていたり、社長が社員一人ひとりと面談をしたりしていて、皆とコミュニケーションを取って良い意見を取り入れていこうという姿勢を強く感じます。

――今井さんご自身についても聞かせてください。趣味は何ですか?

旅行ですね。
旅行をすると気持ちをリフレッシュできます。

――今まで色んなところに行かれましたか?海外も行かれたりしてますか?

海外は、上海に行ったことがありますね。

国内は北海道から沖縄まで、四国も行きましたし……

――その感じだと、47都道府県のうち、かなりを制覇してますね?

だいたい40都道府県くらいは行ってるだろうねえ。

――最後に、座右の銘をお願いします。

「やればできる何事も」です。

――「為せば成る」とは少し違いますか?

うーん、少し違いますね。

何か物事に取り組むとき、他の人ができていて、自分ができないことは無いだろうと考えるようにしています。どうしても、体力面で難しいことは増えてきていますが……
諦めてしまえばそこで終わりだけれども、取り掛かってしまえば、「遅い・早い」や巧拙の差はあるかも知れないけど、やり遂げることはできるはずと思います。


今井さん、ありがとうございました!

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